先輩からのメッセージ Alumni’s Message
環境物質化学コース2018年度卒業生 Mさん
私は中学生の頃から化粧品に関わる仕事がしたいと思っていて、色々な企業の求人情報を見ていました。ある企業の募集対象の欄に「高等専門学校」という項目があり、この募集を見た時から高専を進路として意識するようになりました。そのため、入学する前から環境物質化学コースに入ろうと思っていて、最終的に1、2年生の実験で化学がいいと決めました。普通の高校にはない機械があったり、たくさんの薬品が使えるのがいいところだと思います。私はROSEという有志団体に入っているのですが、小学生の実験教室をしたり近畿大学で発表をしたりといろいろな経験ができます。女子が少なくて少し寂しいですが、その分みんな仲が良くて楽しいです。
環境物質化学コース2016年度卒業生 Sさん
私は中学の時、理科や化学が好きで府大高専を選びました。入学当初は自分のやりたい事が明確ではなく、どのコースに行くか悩んでいました。しかし、1・2年生の時の化学の実験の楽しさと身の回りの化学についてもっと知りたいと思い、環境物質化学コースに決めました。普通の高校ではできないような化学実験を通して、様々な専門知識を学べています。レポートや課題が大変なこともありますが、友だちや先生方に教えてもらえるので大丈夫です。また私は吹奏楽部に所属しています。部活と勉強の両立は大変ですが、自分のやりたい事ができるので毎日が充実しています。
環境物質化学コース2015年度卒業生 Kさん
私は、特に希望コースもなく入学したのですが、1、2年生の講義と実験で化学の楽しさを学び、環境物質化学コースに入ろうと決めました。3年生になり授業や実験のレベルが上がりましたが、日々苦戦しながらも楽しく学んでいます。また私は放送部と写真部に所属していて、勉強だけではなく部活も頑張っています。両立するのは大変ですが、先輩方が優しく勉強を教えてくれたり、就職や進学について色々な話をしてくれます。勉強に部活に大忙しですが、高専では自分の学びたいことが学べ、とても毎日が充実しています。
物質化学コース2013年度卒業生 Y君
高専では、創造的・実践的な技術者や研究者の育成を目的としていますが、具体的にどのような技術者や研究者になりたいかは自分自身が決めることです。自分が将来どうなりたいかを考えることはとても時間がかかります。嬉しいことに高専には卒業までに5年間あるので、自分の未来像を描き、そのための準備をするには充分な余裕があります。私は、化学を専門としていましたが、数学や物理を得意としていたので、化学の理論的な部分に興味を持ちました。そして、より高度な理論を学び、研究したいと思うようになり、大学編入を決めました。このように目的意識を持って、進路を決められたのは高専だったからだと思います。自然科学やものづくりに興味を持っている人は、ぜひ高専で学びませんか。
物質化学コース2012年度卒業生 Oさん
私は、中学生の時から製薬や化粧品関係の仕事に興味があり、そういう仕事に就きたいと思っていたので、府立高専を選びました。物質化学コースに入ったころは、化学があまり得意ではなく3年生からの専門のテストは必死で勉強しました。4年生になって専門科目は増え、課題も毎日のようにあり、ついていけるのか不安でしたが、先生方はテスト前に補講などを開いてくれたり、吹奏楽部の先輩に勉強を教えてもらったので不安はなくなりました。実験でも普通高校ではできないような実験ばかりで楽しいです!!5年生になって、勉強と吹奏楽部を両立するために忙しいですが、毎日がとても充実しています。
物質化学コース2010年度卒業生 H君 (4年次から編入)
私が府立高専の物質化学コースへの編入学を選んだ理由は、私たちの生活に欠かせないものから地球温暖化対策に使われているものまで幅広く化学の総合的な知識と技術を学べると考えたからです。高校での専攻が生物系(バイオサイエンス)だったため、編入後は分からない事だらけでしたが、分からない所を先生や友達に教えてもらったり、先生自身が補講を行ってくれたりしてくれたため、困り事はありませんでした。物質化学コースは楽しい実験が多いため毎日の授業が楽しいです。
物質化学コース2009年度卒業生 S君
高専の就職倍率の高さは大きな特徴の一つですが、国公立大学に卒業生を多数輩出していることも忘れてはなりません。また、高校ではすぐに受験勉強に追い立てられますが、高専では余裕ある5年間でクラブや趣味に打ち込めることも大きな魅力です。私の場合は囲碁将棋部に所属し、部長を務めたり、各地の大会に参加したりと5年間で貴重な経験をしながら、先生方のサポートもあって大学に編入学することができました。みなさんも5年間を大いに満喫して大学編入にチャレンジしてみませんか?