東田 卓 Suguru Higashida
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プロフィール
- 氏名:東田 卓(ヒガシダ スグル)
- 職名:教授
- 学位:博士(工学)
- 所属学会:日本化学会、電気化学会
- 専門1:有機化学
- 専門2:光触媒・二酸化チタン
- 専門3:化学教育
- 研究室:専門棟2 2階
- E-Mail:higashida
- 研究室のホームページ
- J-GLOBAL (科学技術総合リンクセンター)ページ
中学生へのメッセージ
化学の中でも特に有機化学は我々の生命に関連する物質を含めさまざまな物質を取り扱います。石油を原料にしてプラスチックの合成をしたり、医薬品や食品も取り扱います。有機化学は衣食住に密接に関わった物質を取り扱うため、就職先には化学工業からエネルギー関連、医薬品・食品など多岐にわたります。皆さんも環境物質化学コースに来ていろいろな勉強をして様々な実験をしてみませんか。東田はこれまで多くの小中学校に出前授業に出かけております。これからも皆さんの学校に行くかもしれません。
卒業研究
令和3年度
- 新規アクセプター型光触媒を用いたメチレンブルー分解反応
- 背面電極に金箔を用いた有機薄膜太陽電池
- 金・銀ナノ粒子を含有する可視光応答光触媒の合成とその物性
令和2年度
- チタニア基板に固定化した金ナノ粒子とフォトクロミック分子の反応
- 銀ナノ粒子内包二酸化チタンを用いたメチレンブルーの分解反応
- 金箔を電極に用いた有機薄膜太陽電池の評価
- 有機系抗菌剤のフルメキンを配位させたCo(III)錯体の合成
令和元年度
- 絶縁層の厚さによる金ナノ粒子とフォトクロミック分子の相互作用
- 二酸化チタン粉末電極を用いた2-プロパノールの酸化反応機構の解明
平成30年度
- Au・AgーTiO2複合体の可視光照射下におけるメチレンブルー分解反応
- Au-TiO2光触媒の可視光照射下における1-フェニルエタノールの酸化反応
- 低温焼成したTiO2粉末電極を用いた2-プロパノールの酸化反応
- シクロヘキサンと2-プロパノールの光触媒分解反応における量子収率の比較
平成29年度
- 各種TiO2粉末電極の光電気化学特性へのゾル-ゲル法におけるネッキング処理の効果
- 各種TiO2粉末におけるベンジルアルコールからベンズアルデヒドへの反応速度検討
- Au-TiO2複合体の可視光照射下におけるメチレンブルー分解反応
- 二相系でのTiO2光触媒を用いたフェノール合成及び抽出における18-Crown-6の添加効果
平成28年度
- g−C3N4/WO3の作製とベンジルアルコールの可視光光触媒酸化
- 可視光応答化を目指したTiO2薄膜上のAuNP修飾条件検討
- 金ナノ粒子担持TiO2によるフォトクロミック分子の消色
平成27年度
- TiO2光触媒による気相中での高濃度シクロヘキサン分解反応の反応機構解明
- TiO2粉末焼結電極の光電気化学特性
- フラーレンージアミン付加体微粒子のn型有機半導体材料への応用
平成26年度
- 逆型有機薄膜太陽電池の新規電子輸送層を目指したフラーレン-アミン重合体の創製
- ペロブスカイト型太陽電池の作製と性能向上に向けた考察
- 光触媒反応機構解明のためのFT-IR を用いたTiO2表面解析
- TiO2光触媒を用いたベンゼンからフェノールの工業的合成への応用検討
- 表面ゾル-ゲル法を用いた金ナノ粒子-TiO2ナノ階層構造による可視光応答型光触媒の創製
平成25年度
- 光触媒脱臭装置の湿度と分解能の関係性
- 二酸化チタン光触媒を用いたベンゼンからフェノールの工業的合成への応用検討2
- TiO2を用いた無水ナフタル酸の光触媒反応
- 新規n型有機半導体を目指したフラーレン高分子体の開発及び有機薄膜太陽電池の作成と評価
- 可視光応答化光触媒を用いたビフェニル酸の光触媒反応
平成24年度
- 酸を用いたセルロース加水分解における塩効果の反応機構の解明
- 金ナノ粒子の表面プラズモン効果における色素の蛍光増強確認
- 電解重合法における導電性有機薄膜の生成
- 金ナノ粒子を担持した二酸化チタンナノチューブの作成
- TiO2ナノチューブを用いたtrans-スチルベンの陽極酸化反応
- TiO2光触媒を用いたベンゼンからフェノールの工業的合成の応用検討
- TiO2光触媒を用いたtrans-スチルベンの部分酸化における含水量の検討と反応機構の解明
- TiO2光触媒を用いたジフェニルアセチレンの部分酸化反応
工学特別研究(専攻科)
令和元年度
- 表面フッ酸処理光触媒を用いたベンゼン-水相系でのフェノール合成
平成30年度
- 金ナノ粒子修飾二酸化チタン薄膜による2-プロパノールの酸化反応
- CV法を用いたT3-OHの酸化還元挙動の確認
- チタニア基板に固定化した金ナノ粒子によるフォトクロミック反応の増強
平成29年度
- 高濃度有機基質条件における気相系TiO2光触媒反応の特性評価
- 各種TiO2粉末焼成電極および単結晶電極の光電気化学特性
- フラーレン‐ジアミン付加体を電子輸送材料として用いたペロブスカイト太陽電池の作成と評価
平成28年度
- ベンゼン-水相系におけるTiO2光触媒を用いたベンゼンからフェノールの合成
- 長鎖アシル基の導入による高い溶解性を有したフラーレン‐ジアミン重合体の合成
平成27年度
- フェナントレンのジベンゾピラノンへの光触媒的部分酸化過程のTiO2粉末および光電極を用いた研究
- 可視光応答型光触媒を用いたビフェニル酸の光触媒反応
- フラーレン‐ジアミン相互付加体への長鎖アシル基の導入と光電変換への応用
平成26年度
- 光の有効活用を目指した貴金属ナノ粒子担持基板の開発
- 金ナノ粒子修飾二酸化チタンナノチューブ電極の作製と色素増感型太陽電池への応用検討
- 二酸化チタン光触媒反応を用いたベンジル位酸化による芳香族ケトンの合成
- trans-スチルベンの二酸化チタン光触媒反応における置換基効果と添加剤効果について
平成25年度
- 芳香族ジカルボン酸の光触媒反応によるラクトン環形成
平成24年度
- TiO2光触媒を用いたスチルベン誘導体の酸化開裂反応
担当授業
- 総合工学実験実習II(本科2年)
- 有機化学I(本科3年)
- 有機化学II(本科4年)
- 環境物質化学実験I(本科4年)
- 基礎研究(本科4年)
- 卒業研究(本科5年)
- 応用有機化学(専攻科1年)
- 工学システム設計演習II+工学システム実験実習(専攻科2年)
研究室学生の受賞歴
- 2020年3月 5年生徳涼太君 日本化学会近畿支部長賞
- 2019年9月 専攻科2年生岡本匡平君 日本高専学会化学部門優秀ポスター賞
- 2019年3月 5年生大西快君 日本化学会近畿支部長賞
- 2018年9月 専攻科1年生岡本匡平君 日本高専学会化学部門優秀ポスター賞
- 2017年9月 専攻科2年生牛本澪さん 日本高専学会化学部門優秀ポスター賞
- 2017年3月 5年生島華穂さん、中野源太君 日本化学会近畿支部長賞
- 2016年3月 5年生大井かなえさん 日本化学会近畿支部長賞
- 2016年3月 専攻科1年生廣田江里さん 工学特別研究中間発表会および後期インターンシップ報告会において優秀賞
- 2015年8月 専攻科2年生清水大椰君 日本高専学会化学部門優秀ポスター賞
- 2015年3月 5年生安藤康太君 日本化学会近畿支部長賞
- 2015年3月 専攻科1年生清水大椰君 工学特別研究中間発表会および後期インターンシップ報告会において優秀賞
- 2014年11月 専攻科2年生宮川和也君 日本学生支援機構平成26年度優秀学生顕彰奨励賞
- 2014年8月 専攻科2年生宮川和也君 第33回数理科学講演会 奨励賞
- 2014年3月 5年生清水大椰君 日本化学会近畿支部長賞
- 2014年3月 専攻科1年生宮川和也君 工学特別研究中間発表会および後期インターンシップ報告会において優秀賞
- 2014年3月 5年生清水大椰君 第16回化学工学学生発表会 優秀講演賞
- 2013年9月 専攻科2年生桶谷龍成君 日本学生支援機構平成25年度優秀学生顕彰大賞
- 2013年9月 専攻科2年生桶谷龍成君 日本高専学会優秀ポスター賞
- 2013年8月 専攻科2年生桶谷龍成君 第32回数理科学講演会 奨励賞
- 2013年3月 5年生東條彩音さん、宮川和也君 日本化学会近畿支部長賞
- 2013年3月 専攻科1年生桶谷龍成君 工学特別研究中間発表会および後期インターンシップ報告会において最優秀賞
- 2012年8月 専攻科1年生桶谷龍成君 日本高専学会最優秀ポスター賞
- 2012年3月 5年生桶谷龍成君 日本化学会近畿支部長賞
2022年4月現在